院内でよく聞かれる内容を少しずつ記載していきたいと思います。
Q「整骨院はどのぐらいのペースで通院すればいいのでしょうか?」
A「カラダの状態にもよります」
簡単に言うと本当、この一言に尽きるのですが…汗
通院で多い大まかなパターンは3種類あると思います。
①筋肉の損傷「日常の急な動作によるもの」 ②靭帯の損傷「足関節ねんざ等」 ③骨の損傷「骨折後のリハビリ」
3つに絞るのもかなり強引なのですが あくまでも目安になればと思います。
①筋肉の損傷「日常の急な動作によるもの」 いわゆる、寝違いや肉離れなどです。 筋肉に何かしらの影響があり損傷した場合を指します。
筋肉の状態を改善するにはおおよそ2週間は必要です。 痛みの感覚は早く引きます。しかし、良い状態をキープしなければ質の悪い筋肉が出来てしまうのです。このため、筋肉の損傷があった場合は2週間、出来る限り通院していただいたほうが予後がいいことが多いです。
②靭帯の損傷「足関節ねんざ等」 意外と時間がかかるのが靭帯損傷です。これは靭帯が元の状態にもどるまでに時間が掛かるからなのです。靭帯はコラーゲンの組織で出来ています。コリコリとしたものをイメージしてもらうとわかるかもしれません。そう、靭帯は血液供給量が少ない組織なのです=治りづらい部分なのです。
組織が落ち着くまでには半年程度かかります。痛みが引くのは早いですが、最低1ヶ月間は要注意期間です。この期間内にまたねんざをしてしまうと、予後がかなり悪くなります。歩くのにも痛みが出てしまったり、平らなところでも捻ってしまうなど。ねんざが癖になる理由は様々ありますが、一番はやはり靭帯自体がくっつかなければ再負傷しやすいですよね。
痛みが引くまで→1~2週間程度 組織がある程度できるまで→1~2ヶ月程度 完全に落ち着くまで→半年~1年程度
靭帯損傷は甘くありませんので要注意!!
③骨の損傷「骨折後のリハビリ」 これは本当にケース・バイ・ケース。骨折の部位にもよりますし、骨折のしかた(折れ方)にもよって期間が変わります。 ひとまず、骨折が癒合してきてから日常生活動作が改善されるまで治療を続けていただきますが、これは個人差も有りますのでその部位によって治癒期間はご説明いたします。
骨折でも超音波治療器や微弱電流治療器が当院にご用意ありますので早期回復を目指す方は是非ご相談下さい。
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